2011年1月17日月曜日

jan.17 『お酒に注意』

「渋上がり」という言葉を使うときがあります。

雨の日。靴が周りから濡れていき、ウェルトの色が移って

雨ジミの形に染まってしまうことを指します。

色が定着してしまっているので

ステインリムーバーでは落ちません。

無理にこすれば革を痛めてしまうことも。

部分的に染め替えるしか目立たなくする方法はありません。

薄い色の靴には要注意です。こわいですね

さて、こんなに恐ろしい渋上がりですが、

同じように革を強力に

染めてしまう恐怖の液体がありまして、こちらです。




ワインです。



ワインには渋、タンニンが含まれてます。

付着したまま放置してると色がすさまじく定着しますよ。

で、わたし年始にやってしまったんです。

飲んでるときには気づかなかったのですが

靴にこぼしていたようで次の日



「うおっ」



っと。


処置を施してみましたがこの程度残ってしまいましたね。


でもおおらかな性格なので、こういうこともあるさと

たいして気にしません。それも靴ですから。

そうそう。洋服などにやるように、こぼしたそばから

水でぼかして散らしていくと効果ありです。

みなさまは後悔しないよう、
 
乱れのないアルコールライフを送ってくださいね!